
スティーブ・ティープル(通称ティープス)は、想像力豊かなキャラクター制作と没入感のある世界観づくりに特化したデジタルアーティストです。3Dキャラクター開発、デジタルスカルプティング、アートディレクションにおける豊富な経験を持ち、3D制作パイプラインのほぼすべての工程を支える幅広いスキルセットを備えています。音楽、ゲーム、映画、ファッション、テクノロジーといった分野の大手クライアントとの仕事を通じて、プロフェッショナルとしてのキャリアを築いてきました。
「私は幅広いモーションキャプチャーソリューションの扱いに豊富な経験があり、常に新しいツールを試してワークフローの向上を図っています。私のクリエイティブプロセスにおいて『フロー状態』は非常に重要であり、そのリズムを崩さないツールを探すことを大切にしています。キャラクター開発やデザインから最終的なアニメーションに至るまで、可能な限り多くの工程にモーションキャプチャー技術を統合するようにしています。」 - スティーブ・ティープル
「私は常に、最先端のモーションキャプチャーシステムとキャラクター主導のワークフローを融合させるよう心がけています。」 - スティーブ・ティープル

チャレンジ
Teeps氏は、個人制作のワークフローに適した、シンプルで効率的なモーションキャープチャソリューションを必要としていました。目的は、多様なアニメーションを迅速に収録して個人用のモーションキャプチャーライブラリを構築すること、自作のIK/FKリグにモーションをリターゲットすること、そしてスタジオ規模のパイプラインに依存せずにテイクをクリーンアップすることでした。 インディペンデントで制作を行う中で、スピードと柔軟性は極めて重要であり、特にモーションをリアルタイムでBlenderにストリーミングし、タイムライン上で直接編集できる機能が求められていました。
ソリューション
mocopiプロフェッショナルモードとソニーのXYN Motion Studioを活用することで、Teepsはエンドツーエンドのアニメーションパイプラインを確立しました。フット優先トラッキングに対応した12センサー構成のmocopiプロフェッショナルモード*を使用し、全身のモーションをキャプチャーしながら、mocopi Receiver Plugin for Blenderを介してその動きを直接Blenderへストリーミングしました。モーションデータはFBX形式でエクスポートされ、自作のリグへリターゲットされる一方で、クリーンアップやTween処理はXYN Motion Studio上で行われました。これにより、制作環境を離れることなく、迅速なイテレーション、個人での作業完結、そして高品質なアウトプットが可能になりました。
「自分のリグを読み込み、ボーンを割り当てて、いくつかのネットワーク設定を行い、接続をクリックするだけで、キャラクターが自分の動きに合わせて動き始めました。エンジニアリングチームと何度かやり取りを重ねながら、そのツールを一緒に洗練させていきました。」 - スティーブ・ティープル
「XYN Motion Studioでテイク間の『Tween(中間モーションの自動生成)』ができたことで、大幅に時間を節約できました。通常であれば、その多くを手動でキーフレーム設定する必要がありますが、ここではボタンをクリックするだけで、クリップ間の実用的なブレンドが得られ、一からアニメーションを作成する必要がありませんでした。」 - スティーブ・ティープル
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結果
Teepsは現在、キャラクターのアイデーションやモーションブロッキングのワークフローの一環として、mocopiプロフェッショナルモードを活用しています。Blender上で直接アニメーションを行う場合でも、XYN Motion Studioでテイクを編集する場合でも、自身の制作スピードとスタイルの両方に適したパイプラインを確立しています。
引用「mocopi プロフェッショナルモードのおかげで、クリエイティブな流れを断ち切ったり、自分が最も得意とするツールから離れることなく、パフォーマンス、実験、改良を行うことができます。」 - スティーブ・ティープル
脚注:
*12台のセンサーを接続するには、mocopi本体2セット、QM-PR1レシーバー2台、QM-PB1バンド1組が必要です。XYN Motion Studioとmocopi PCアプリケーションを使用し、プロフェッショナルモードで12台のセンサーを接続する場合は、「mocopi」本体2セットとセンサーデータレシーバー(QM-PR1)が2台、バンド(QM-PB1)1組が必要です。
mocopiを使ったキャラクターサンプル
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