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mocopiで描くVRストーリーテリング

VRX

 

課題

Virtual Reality Xperience(VRX)の創設者である Jonathan Williams 氏は、愛・喪失・家族といったテーマを描くVRゲーム 「Fatherhood Legacy」 の制作に取り組んでいます。

VRゲーム制作の中でキャラクターを真に生き生きと描写するためには、汎用的なモーションライブラリでは不十分であり、感情のニュアンスや繊細な身体表現を伴うオリジナルの演技データが必要でした。
一方、インディー規模のスタジオであるVRXにとって、モーションキャプチャーを外注することはコスト面で困難なため、手頃な価格で持ち運び可能かつ高精度なモーションソリューションが必要でした。

ソリューション

Jonathan氏は、コミュニティ向けの初期デモを通じてソニーのmocopi を知り、米国での発売と同時にmocopiを導入し始めました。その後、mocopiはVRXの制作パイプラインの中核を担う存在となりました。

  • スムーズな導入:新しいメンバーでも、すぐにモーションキャプチャーを開始可能

  • スタジオ不要の可搬性:場所を選ばず、どこでもキャプチャーが可能

  • Unityとの連携:mocopi SDK を通じて開発環境へ直接統合

  • 即時のクリエイティブ制作:思いついたその日にオリジナルアニメーションを作成可能

「必要なアニメーションが我々のライブラリに存在しなければ、その日のうちにmocopiで作れます。その瞬間から、キャラクターが本当に“生き始める”のです。」
— Jonathan Williams

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結果

VRXは、既存ライブラリには存在しない完全オリジナルのアニメーションを制作し、「Fatherhood Legacy」の物語に最適化されたキャラクターの動きや感情表現を実現しました。mocopiでオリジナルの演技データをモーションキャプチャーし、画一的なプリセットでは得られないリアリティを表現しています。

Unity上では、フルボディVRのゲームプレイメカニクスを迅速にプロトタイプ化・検証。ハグや手を取る動作、細かなジェスチャーなど、愛や家族をテーマとする本作に欠かせない複雑なインタラクションに対しても、mocopiは十分な精度のデータを提供しました。リアルタイムでの試行錯誤が可能になったことで、没入感と表現の完成度が大きく向上しました。

また、mocopiは完全内製開発を可能にしクリエイティビティの主導権をクリエイターの手に残します。スタジオレンタルや外注に頼ることなく、どこでも収録できる環境と、Unityへの即時インポートによって制作スピードを大幅に短縮。これにより、VRXは創作のひらめきに即応しながら、高品質で独自性の高いアニメーションを生み出すことができます。

今後の展開

VRXは 2026年1月に「Fatherhood Legacy」β版を公開、同年3月に正式リリースを予定しています。
コミュニティアドボケイトとして、Jonathan氏は SonyのXYNと連携し、mocopi SDKの統合方法を解説するチュートリアルも公開予定です。mocopiを活用したVRXのその他の制作事例は、VRXconnect.com でご覧いただけます。

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