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3DCGコンテンツ「Spookiz」が挑むSNS継続投稿
~mocopiが広げた、キャラクター表現の新しい選択肢~

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ソニー mocopi室長 相見猛とソニー・ミュージックレーベルズ Spookiz担当の平原麻美氏、クーゲル澪音氏

 

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズはソニーのモバイルモーションキャプチャー『mocopi®』のプロフェッショナルモードを導入し、ソーシャルネットワークサービス(SNS)に向けた動画コンテンツをスピーディに制作するワークフローを立ち上げました。今回はSpookizを担当する平原麻美氏、クーゲル澪音氏に導入背景や効果についてお話をお伺いしました。

世界中に620万人以上のファンを持ち、総再生数32億回を超える3DCGキャラクター・アニメーションコンテンツ「Spookiz(スプーキッズ)」。2025年にIP(知的財産権)を取得した株式会社ソニー・ミュージックレーベルズは、世界中でファン層をさらに広げるための施策のひとつとしてTikTokやInstagramといったSNSでの継続的な投稿に挑戦しようとしていました。

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“アニメーションだけではなくて、『実際に人と触れ合える、親近感を持ったIPにしたい』を
念頭に置きながら進めているプロジェクトです“
―ソニー・ミュージックレーベルズ クーゲル澪音氏

しかし、通常のアニメーションワークフローでは、相応の工数とコストが必要となるため、日々の運用を継続する上での大きなハードルとなっていました。
「従来のモーションキャプチャーを活用したワークフローだとスタジオで撮影するなど、時間がかかったり、柔軟性がないという課題がありました」と、クーゲル氏は振り返ります。SNS運用を軌道に乗せるためには、場所を選ばず、コストを抑えながらも手軽に制作できる体制が不可欠でした。

一時はAIによるアニメーション生成も検討されましたが、そこには運営チームとしてのこだわりがありました。平原氏はその理由をこう語ります。「AIも一つの手段ですが、細かな調整を繰り返す手間がかかることや、何より元々のクリエイターが手掛けてきたオリジナルコンテンツをそのまま活用したいと考えていました」。こうした背景から、機動性に優れた「mocopi」の活用が始まりました。

 

思い立った時にモーションキャプチャー、制作をより自由に

mocopiの導入は、SNS動画の制作の進め方を大きく変えることになりました。モーションキャプチャースタジオを予約する手間はなく、普段着のままセンサーを装着するだけで、オフィスや屋外など、思い立った場所がそのまま収録現場になります。

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“重さも軽いですし、簡単にバンドを付けるだけ。PCのモニターを見ながら、
その場で自分が動いた動きを同時に見ながら撮影ができるんです”

―ソニー・ミュージックレーベルズ 平原麻美氏



より細かな動きを表現するために、12点版のmocopiをPCに繋いで活用。収録したモーションデータを編集ソフトで仕上げるという、シンプルで無駄のないワークフローが定着しました。

この体制を裏側で支えたのが、ソニーのmocopi開発チームによる技術サポートです。Mayaで制作されていた高品質なキャラクターのモデルを、mocopiで扱える「VRM形式」へと変換するサービスを提供しました。その際、特に注力されたのがキャラクターの個性を左右する「表情」の再現でした。


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様々な表情を持つSpookizのキャラクター, コンコンの例

 

技術サポートを担当したソニー株式会社 mocopi 室長の相見は、そのプロセスをこう説明します。「Spookizは600万人ものフォロワーを持つコンテンツです。笑い方一つとっても、ファンの皆さんが持つ期待を損なわないよう、アニメーション動画を研究しながら、mocopi上でも豊かな感情表現ができるよう細かく調整を重ねていきました」。

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“キャラクターとして『楽しいな』『可愛いな』と思ってもらえるようにするというところは、
すごく意識したところです”
-ソニー株式会社 mocopi室長 相見猛

クーゲル氏は、この表情の再現がキャラクターコンテンツにとって非常に重要だと強調します。
「表情がないとロボット的で感情移入しづらくなる。後加工の必要なく、動画内でナチュラルに表情変えをできたのは非常に良かったです」。

 

制作のスピードアップがもたらした、ファンとの新しい繋がり

体制が整ったことで、SNSでのコンテンツ展開はより活発になりました。トレンドの楽曲に合わせたダンス動画などをタイムリーに公開した結果、InstagramやTikTokでは各動画が多くの再生数を記録し、世界各国から多言語でコメントが寄せられています。

平原氏は、こうした発信の積み重ねがファンとの距離を縮めていると感じているといいます。


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mocopiを使用し実際にSNS投稿されたダンス動画


思い立った時にすぐモーションを撮影できるようになったことで、動画のバリエーションを増やすことができ、投稿自体も週に3本4本と頻繁に行えるようになっています。
クーゲル氏も同様に、特定のキャラクターを応援してくれる声が増えるなど、SNSならではの新しい手応えを日々実感しているといいます。



テクノロジーで広がる、これからの表現

これまでの3Dのツールは、専門知識のあるエンジニアや3Dクリエイターが扱うような敷居の高い物でした。しかし、mocopiを用いることで、例えばマーケティング担当の方でも、簡単に自分たちでキャラクターを動かしコンテンツを作ることができます。

mocopi 室長の相見は、技術提供側の視点から今後を見据えています。「非常に重要だけれども、時間や手間がかかるところを、いかにテクノロジーで最小化するかをミッションとして持っていると思います」。

Spookizの運用チームも、さらなる展開を計画しています。今後はダンス動画だけでなく、屋外撮影のメリットを活かしたコンテンツや、キャラクターの日常を切り取ったような動画など、表現の幅をさらに広げていく予定です。

「センサーを付けるだけで世界中に魅力を発信するチャンスが作れる。このツールを使いこなすことで、もっと多くの方にSpookizの魅力を届けていきたいですね」と平原氏は展望を語ります。制作のハードルを下げたことで生まれた自由な発想が、これからもSNSを通じて、世界中のファンに届けられていきます。

 

 

 

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Spookizの取り組みのように、キャラクターの感情表現にも配慮しながら、共にコンテンツ制作を進めていきます。

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