2025年6月18~20日に、カリフォルニア州ロングビーチで開催された世界最大級のXRイベント「AWE (Augmented World Expo) USA 2025」に出展しました。ソニーの空間コンテンツ制作向けソリューションである「XYN™(ジン)」を展示会場にて紹介し、空間や人の動きをキャプチャーする様子や、生成した3DCGアセット等を立体的に再現・表示するといったデモを行い、XYNのソリューションを多くの方にご体験いただきました。
展示ブース
XYNのソリューションを総合的に体験できる展示
今回、ソニーブースは会場の入口を入ってすぐのところに位置しており、非常に多くの方に訪問いただきました。ブースの中では主に以下のXYNのプロダクトをご紹介し、デモンストレーションを通してXYNが提供する価値について、そのコンセプトをご体験いただきました。
- XYN 空間キャプチャソリューション(開発中)
複数視点から取得した撮影データをもとに高精度な3DCGアセットを生成する取り組みをご紹介。現在進行中の開発状況についてもデモンストレーションを交えながら発信しました。 - 空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)
ソニー独自の裸眼立体視ディスプレイを通じ、3DCGアセットをリアルな立体として可視化し、没入感のある視覚体験を提供。特に今回の展示では、ハンドジェスチャーなどの直感的な操作との組み合わせにより、空間コンテンツの表示における新たなUXを提示しました。 - mocopi®とXYN Motion Studio
軽量・コンパクトなモーションキャプチャーシステムとして、リアルタイムの体の動きを簡単にXR空間へ反映できる仕組みを紹介。AWEの来場者にも、手軽なフルボディトラッキングを体験いただき、多くの関心を集めました。 - SiemenseとのXRヘッドマウントディスプレイ
SiemenseとのXRヘッドマウントディスプレイによる同社のNX™ Immersive Designerの没入型エンジニアリングのデモを実施しました。多くの来場者にソニーとSiemenseが目指す新たなイマーシブな設計ワークフローを体感していただき、好評をいただきました。
-1.jpg?width=865&height=478&name=Mask%20group%20(3)-1.jpg)
トークセッション
パートナーによるトークセッション
体験展示と並行して、AWE開催の3日間はモーションキャプチャー、リアルタイムプロダクション、空間コンピューティング、イマーシブデザインなど、様々な分野で活躍されている業界のリーダーやXYNのパートナー企業の方々をご招待し、毎日15分間のトーク&ライブQ&Aセッションを実施しました。トークセッションでは、各企業の実際のワークフローに基づいたデモやプレゼン内容を通じて、皆さまの制作パイプラインに役立つ実践的なヒントをお届けしました。
XYNによる次世代コンテンツ制作に向けた総合的な展示
AWE2025の会期中は、多くの来場者がソニーのブースにお越しになり、XYNのプロダクトに興味を持っていただき、今後のXR分野での取り組みについて意見交換をさせていただきました。AWE 2025では、ソニーの空間コンテンツ技術の可能性を皆様にお見せできたと思います。今後もXYNは、XR分野で新しい価値を創造し、産業、エンタメ、教育など、様々な分野の課題解決に貢献していきます。
引き続き、ソニーとXYNの取り組みにご注目ください。
■関連リンク
Sony Electronics to Showcase Groundbreaking Spatial Content Solutions at AWE 2025 - Sony Pro
XYNの製品やブランドに関する最新情報は、XYNニュースレター・各種ソーシャルメディアでお伝えします。ご登録、フォローの上、情報発信をお待ちください。
■XYN Newsletter
■XYN ソーシャルメディアアカウント