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Cine Gear Expo 2025 | 新たな3D映像表現を披露

2025年6月に米国ロサンゼルスで開催された「Cine Gear Expo 2025」は、映画産業における最先端技術やソリューションが集結するハリウッド最大の映画機材の展示会です。ソニーはCine Gear Expo 2025のStage 30ブースに出展しました。その中でXYN™(ジン)は、ライブステレオ3D映像のリアルタイムモニタリングをはじめとする、新たな映像制作向けのソリューションを披露しました。

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展示ブース
リアルタイムのライブステレオ3D映像再現

2025年夏に発売予定のVENICEエクステンションシステム Mini 『CBK-3621XS』は、ソニーのデジタルシネマカメラ最上位モデルである 『VENICE 2』のカメラヘッド延長システムです。本機を『VENICE 2』と複数台使用することで、レンズの中心間距離を人の瞳孔間距離とほぼ等しくした※1高品質で自然な立体映像に加え、VFX背景などの空間コンテンツ制作が可能です。 
今回の展示では、27型の空間再現ディスプレイ(SRD:Spatial Reality Display)を、2台のVENICEエクステンションシステムMiniと接続し、リアルタイムでキャプチャーされたライブステレオ3D動画を再現しました。被写体の奥行きや立体感をリアルタイムに忠実に再現しながら、その場で裸眼でのモニタリングが可能となり、撮影現場における3D映像表現の精度向上や制作効率の改善が期待されます。
会場では「まるで目の前に本物があるようだ」「リアルタイムで撮影された動画を裸眼でここまで立体的に見えるとは」といった驚きの声が多く寄せられ、来場者の注目を集めました。
*1 Eマウント時のみ。

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展示の詳細

VENICEエクステンションシステムMini(左)と、空間再現ディスプレイ(右)を接続したライブステレオ3D動画の再現

 

75インチの空間再現ディスプレイの展示

参考展示として、75インチ*2の大型空間再現ディスプレイを今回のCine Gear Expo 2025にて展示しました。大型ディスプレイによる裸眼立体映像によって、従来の視聴体験を超えるリアリティと没入感を提供します。空間再現ディスプレイによる3Dビジュアライゼーションの新たな可能性を提示しました。展示会では、映像制作関係者をはじめ多くの来場者に驚きと関心を寄せていただきました。

Mask group (7)*2 参考展示のため製品化及び導入時期は未定

次世代コンテンツ制作に向けた技術展示

今回のCine Gear 2025では、XYNの空間再現ディスプレイとVENICE エクステンションシステム Miniを連携させた展示を通じて、次世代のコンテンツクリエイションに向けた新たな可能性を提示することができました。
映像制作の分野においても、XYNは映像表現と空間コンテンツ技術の融合により、これまでにない価値の創出に取り組んでいます。今後の展開にもご注目いただければ幸いです。

■関連リンク
空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display) | ソニー 
CBK-3621XS | ラージセンサーカメラ | ソニー


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